奥村健治アコースティックギター製作 IN ロンドン

ロンドン在住の個人製作家によるギター製作ブログ

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アメリカ・サンタクルーズからギター製作家、Jeff Traugott 氏来英 その1

先々週の土曜日(10月15日)、久しぶりに海辺に街、ブライトンに行ってきました。目的はアメリカのギター製作家、Jeff Traugott 氏に会うためです。ブライトンにあるギターショップ、The Acoustic Music Company では、時々アメリカ・カナダから著名ギター製作家を招待しています。過去には Ervin Somogyi 氏Linda Manzar 氏William Laskin 氏などが招待されたのですが、今回はカリフォルニア州サンタクルーズ在住の製作家、Jeff Traugott 氏です。Traugott 氏は最初 Santa Cruz Guitar Company で働かれ、その後独立されました。現在、Traugott 氏のギターの基本料金は 26,500 ドル(現在のレートで約277万円)で、スティール弦・アコースティックギターの中でももっとも高い料金の一つです。私は2001年8月に Traugott 氏の工房を訪問したことがあり、今回15年ぶりに再会になります


今回久しぶりにブライトンを訪れました。約10カ月ぶりです。ブライトンはロンドンから南に位置する海辺の街で、イギリスの中でも大好きな街の一つです。やはり海はいいですね。

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ブライトンはそんなに大きな街ではないのですが、街のあらゆる所で若いバスカー達(ストリートミュージシャン)が目に付きます。

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午後1時過ぎにブライトンに到着したのですが、Traugott 氏や他のお客さん達が来店するのは午後2時頃ということだったので、しばらく街や海辺を散策してからショップに向かいました。ショップに到着するとまだ誰も来ておらず、自分が一番乗りということになってしまいました(笑)。

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The Acoustic Music Company はアメリカ・カナダを中心とした個人製作家のアコースティックギターを取り扱っており、店内の壁には高級ギターがびっしりと並んでいます。

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ショップのオーナーの Trever さんはマンドリンが専門なので、店内の奥には多くのマンドリン、マンドーラ、マンドチェロが飾ってあります。

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アメリカ在住の製作家、松田倫宏氏のギターも2本あります。下の写真の一番右と左から2番目のギターです。

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富山県在住で、Ervin Simigyi 氏に師事した製作家、荻野裕嗣氏のギターもありました。以前から複雑な模様のロゼットの塗装をどうしているのか気になっていましたが、なるほど、こういうことですね(笑)。

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店内には小さな工房が設けてあります。ここで Ed が週2回、ギターのメンテナンスを行っています。私が毎週木曜日にリペアーをやっているギターショップの工房も狭いですが、この工房は更に狭いです(笑)。

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ということで、そろそろ Traugott 氏の登場なのですが、ブログの記事を一つ仕上げるには時間が掛かり、今回も長い記事になりそうなので、2回に分けることにしました。それでは次回はTraugott 氏と彼のギターの登場です。お楽しみに。

続く。



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  1. 2016/10/29(土) 09:12:49|
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Simply Red のギタリスト、鈴木賢司氏の Gibson Southern Jumbo のリペアー その3 最終回

Simply Red のギタリスト、鈴木賢司氏の Gibson Southern Jumbo のリペアー その2」の続きです。今回が3回シリーズの最終回です。

前回の話では、フレットの擦り合わせが終わって弦を張るところまででした。張る弦はミディアムゲージ(.013-.056)です。やはり太い弦なので、ネックリリーフ(弦を張った時の若干の順反り)が少し大きく、トラスロッドを少し時計回りに回して調整します。

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ちょうど良いネックリリーフに調整し、サドルの高さも調整しました。さて、弦のビビりは解消されているでしょうか。全弦、そして全フレットをチェックしましたが、9フレットからネックジョイント手前で弦がビビる箇所が数箇所あります。弦を張る前から、もし弦がビビった時の原因は分かっていました。2つの原因が考えられます。

(1) ネックジョイント辺りからフレットの高さを低くしていく Fallaway がまだ高い。
(2) 指板のアールとサドルのアールが同じでない。つまり、指板のアールに対して、サドルのアールが少ない。

(1) の場合、フレットの擦り合わせでネックジョイント辺りからフレットの高さを徐々に下げて Fallaway を施しました。しかし、擦り合わせをする前は1フレットから最終フレットまでが同じで高さで、ある程度 Fallaway を施しましたが、フレットの高さをもっと低くするべきだったということです。ミディアムゲージの弦の張力は強く、弦を張るとネックの前倒れが大きく、Fallaway が殆どなくなってしまいます。それで9フレットからネックジョイント手前のフレットを弾くと、弦の振動が最終フレット辺りに触れて弦がビビってしまいます。

(2) の場合ですが、指板のアールとサドルのアールが同じではありません。指板のアールよりもサドルのアールが小さく、1弦と6弦で弦高の高さを決めるので、真ん中の3弦と4弦の弦高が通常よりも低くなり、弦の振動がフレットに触れてビビるのです。Fallaway が施されていなければ、弦がビビる可能性は更に大きくなります。

下の写真をご覧下さい。指板のアールは10インチです。これは半径10インチで描かれた円周の一部です。

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それに対して、サドルのアールは14インチで、10インチに比べると、アール度がかなり少なくなります。

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下の写真をご覧下さい。10インチと14インチのアールを比べてみました。上の黒いのが10インチで、下の白いのが14インチです。アール度にかなりの差があるのがお分かり頂けると思います。14インチのアールのサドルでは、3弦、4弦の弦高がかなり低くなってしまい、これが弦のビビりの原因になってしまいます。私は、指板のアールとサドルのアールは同じであるべきだと考えています。メーカーによっては同じでないものもありますが、サドルのアール度が少なくなってしまうと弦のビビりの原因になってしまいます。

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弦のビビりを解消するため、(1) と (2) のどちらを先に取り掛かるか考えました。

まず (2) の指板のアールとサドルのアールを同じにすることですが、このギターのサドルはちょっと特殊で、通常のものとは違います。下の写真でも分かるように、下の平らな部分の上に三角の盛り上がりがある形になっています。この三角部分を10インチアールにするには、両端をかなり削ることになります。そしてオリジナルのシェイプを保ったまま10インチアールに変更するのはかなり大変だし時間も掛かります。

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それで考えたのが、まず (1) の Fallaway を先にやることです。ネックジョイント辺りからのフレットの下がりをもっと低くすることにしました。それをまずやり、それでもまだ弦のビビりがあるようだったら (2) のサドルのアール変更を行います。

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ネックジョイント辺りからのフレットの高さを徐々に(更に)下げ(Fallaway)、フレットの擦り合わせをしました。弦を張って全弦、全フレットのビビりをチェックしましたが、全くビビりません。良かったです。(1) だけで弦のビビりは解消しました。3弦、4弦の弦高は通常より若干低いですが、Fallaway を施したことにより弦はビビりません。もし将来、弦のビビりが再び発生した場合は、この時はサドルのアールを変更するべきでしょう。

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サウンドホール周りの欠損部分の修復も終了しました。長い間乾燥させていた繋ぎ目部分のラッカーをまずスクレイプ(削り)し、それからウェットサンディング、バフ掛け、ポリッシュで終了です。

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修復作業の終了です。ギターは蘇りました。音は良いし、弦のビビりも無し、そして弾きやすくなりました。かなり汚れていたので、ポリッシュで磨くと輝きが蘇りました。

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鈴木賢司氏が私の工房までギターを取りに来られました。かなり気に入ってもらい、こんなに嬉しいことはありません。鈴木氏は帰宅されたその日はこのギターを弾いて作曲をされていたそうです。次回のツアーではこのギターを弾くそうです。ギターの眠っていた生命を蘇らせる仕事に就けて幸せです。

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工房では私が製作したギターも試奏してもらいました。ポジティブな感想を頂戴し、本当に嬉しかったです。

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数日後、鈴木氏から連絡があり、あるバンドに飛び入りで参加するから観に来ないかというお誘いでした。もちろん観に行ったのですが、Simply Red での大ステージとは違い、小さいステージで間近に観る鈴木氏のギター演奏は最高でした。バンドが演奏する音楽はファンキーなもので、鈴木氏は Fender の1951年製 Nocaster を弾かれていました。Nocaster というのは、Broadcaster から Telecaster に名前が変更になる僅かの間に作られたモデルです。ヘッドにはモデル名がありません。Nocaster と真空管アンプの間にあるのはワウワウだけで、生の音を活かしたファンキーなギターが最高でした。

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これで1964年製 Gibson Southern Jumbo の修復作業の3回シリーズはおしまいです。

いろんなギターを修復していますが、また機会があれば、シリーズとしてご紹介します。ではまた。



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  1. 2016/10/22(土) 10:02:19|
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Simply Red のギタリスト、鈴木賢司氏の Gibson Southern Jumbo のリペアー その2

Simply Red のギタリスト、鈴木賢司氏の Gibson Southern Jumbo のリペアー その1」の続きです。

リペアーを行っているギターは1964年製の Gibson Southern Jumbo です。

前回の記事では、順反りになったネックをネックアイロンを使って真っ直ぐにする熱加工でした。トラスロッドをかなり締めた状態でも若干の順反りであったため、まずトラスロッドを緩め(順反りが更に大きくなる)、ネックを真っ直ぐに矯正してからフレットの擦り合わせを行います。

このネックアイロンを使っての熱加工作業は、勘が頼りの部分が大きく、一発で望み通りの真っ直ぐさにはなかなかなりません。順反りを真っ直ぐにするには、ネックアイロンを使って逆反り状態にして熱加工を行います。木には戻りがあるので、ネックアイロンで逆反りに締め付けていたネックの戻りが真っ直ぐになっていれば占めたものです。しかし、ネックアイロンを外してみると、曲がりが足りずにまだ順反りだったり、曲がりが大きくなって逆反りになってしまうこともしばしばです。

さて、今回の熱加工ですが、なんと一発で真っ直ぐになりました。勘が頼りの作業ですが、上手くいって大満足です。フレットの擦り合わせはすぐには行わず、ネックの状態が落ち着いてから行います。一日以上は落ち着かせます。

それではフレットの擦り合わせを行います。

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フレット上にストレートエッジを載せると、1フレットから最終フレットまで真っ直ぐの状態です。このようにセットアップされているギターも多々あります。しかし、私個人の考えでは、フレットの高さ、つまり指板の高さは、ネックジョイント辺りから徐々に低くなるべきだと思っています。これを英語では Fallaway と呼んでいます。Fallaway が施されず、1フレットから最終フレットまで真っ直ぐだと、弦を張ってネックが前方に傾いて元起きした場合、1フレットと最終フレットを頂点として弧を描くため、7フレットから12フレット辺りが低くなり、この周辺の弦を押さえると、その弦の振動が高くなった最終フレット辺りのフレットに触れ、弦のビビりの原因となってしまいます。そのトラブルを避けるためには、絶対に Fallaway 加工が必要だと考えています。この Gibson Southern Jumbo もそれが原因で弦がビビっていました。

フレットの高さをネックジョイント辺りから徐々に下げます。

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フレットの磨きも終わり、擦り合わせが終了しました。

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最後に指板に貼っていたマスキングテープを剥がして擦り合わせの終了です。

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これから弦を張ります。まず弦を張って、ナットとサドルの高さ調整を行います。さて、弦のビビりは解消しているでしょうか。それではこの続きは次回書きます。次回は3回シリーズの最終回です。どうぞお楽しみに。

続く。



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  1. 2016/10/16(日) 08:35:23|
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Simply Red のギタリスト、鈴木賢司氏の Gibson Southern Jumbo のリペアー その1

世界的に活躍している英国のバンド「Simply Red」のギタリスト、鈴木賢司氏の1964年製 Gibson Southern Jumbo をリペアーでお預かりしました。Simply Red と言えば Mick Hucknall 率いる1980年代から活躍しているバンドで、数々の大ヒットを生み出しています。そのバンドのギタリストである鈴木氏のギターを修理出来るのは大変光栄なことだと思っています。

鈴木賢司氏のことを初めて知ったのは1980年代初頭に見たギター専門雑誌「ギターマガジン」でした。私が20代前半の時です。当時、鈴木氏は天才高校生ギタリストとしてデビューし、学生服を着てギターを持つ姿が印象的でした。そして1988年、元 Cream の Jack Bruce の勧めでロンドンに移住されました。

それから私もロンドンに移住することになるのですが、10数年前、テレビの音楽番組「Top Of The Pops」で Simply Red が演奏しているのを目にしました。バンドのギターとドラムが東洋人で、その時はその二人が誰なのか分かりませんでした。そして後日、その二人が日本人で、ギターが鈴木賢司氏、ドラムが屋敷豪太氏ということが分かったのです。鈴木氏はロングヘアーになっていたし、久しぶりに見るので彼だとは気づかなかったのです。屋敷氏はその後バンドを抜けて日本へ本帰国されたのですが、鈴木氏は現在でも Simply Red に在籍されています。








鈴木氏が私のことを数年前から知っているということは耳にしていたのですが、約1年前、ある方を介して鈴木氏から直接アコースティックギター修理の依頼が来ました。鈴木氏もツアーなどで多忙のため、なかなかギターを受け取ることが出来なかったのですが、約3カ月前、やっとギターを受け取ることが出来ました。今回のツアーでは使わないのでゆっくり作業をしてよいということでしたが、次回のツアーでは使いたいということでした。

それでは鈴木氏のアコースティックギター修理についてお話しします。

ギターは1964年製の Gibson Sothern Jumbo です。修理内容はネック、フレット等のチェック、そしてサウンドホール周辺の一部が割れて外れているので、それの再接着です。

52年前に作られたギターなので外観は渋いビンテージルックになっています。塗装はビンテージ物によく見られるニトロセルロースラッカー特有の細かいクラックが入っており、渋い風貌を醸し出しています。

トップはスプルースで、3トーンのサンバーストになっています。

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バックとサイドはマホガニーで、ステインで色が付けてあります。

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サドルの幅は広く、高さが調整出来るアジャスタブルになっています。

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ご覧のようにサウンドホール上部の一部分が欠けています。知らない間に割れて外れていたそうです。

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割れて外れたピースを再接着します。

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裏からスプルースのクリートを2個、繋ぎ目の部分に補強材として接着します。

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破損した部分の接着が終了しました。2箇所の繋ぎ目は色が剥げて白いラインがあるので、そこに色を塗り、ラッカー液を垂らします。

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色を塗ってラッカー液を垂らしました。このまま最低3週間は乾燥させます。ラッカーは完全に乾燥するまでは収縮するので、完全乾燥を待ち、それからスクレイプ(削り)、サンディング、バフ掛け、ポリッシュを行います。

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以前施されたクラックの修復箇所があり、段差があって綺麗に仕上げられていなかったので、ここもついでに修復しようかなと思いましたが、裏からクリート(補強材)も接着されてビクともしなかったので、そのままにしておくことにしました。

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さて、それではネックのチェックです。

ネックは若干順反りしており、7フレットから12フレット辺りで弦がビビる箇所が多々ありました。ストレートエッジを指板の上に乗せてネックの真っ直ぐさをチェックすると、ネックは1フレットと最終フレットを頂点に弧を描いていました。ネックがこういう状態の場合、反りが大きければ大きいほど弦がビビる可能性は大きくなります。7フレットから12フレット辺りは谷の一番底になるので、そこら辺を弾いた場合、弦の振動が頂点である最終フレット辺りに触れて弦がビビるのです。私が考える理想のネックは、弦を張った場合、ネットからネックジョイント辺りまでが僅かに順反りし、ネックジョイント辺りから最終フレットに掛けて若干フレットの高さが徐々に低くなる状態です。この状態だと弦がビビる可能性はかなり低くなります。

弦を外してみました。ネックは若干順反りしています。トラスロッドをチェックしてみると、かなりきつく締めてあります。かなりきつく締めてあっても若干順反りしている状態です。トラスロッドを緩めると、順反りはかなり大きくなりました。このギターはフレットの擦り合せも必要なのですが、ネックが真っ直ぐでなければフレットの擦り合せは出来ません。トラスロッドの機能を最大限に活かすためには、トラスロッドをあまり締めていない状態でネックが真っ直ぐでなければなりません。そこでまず、ネックを熱加工で真っ直ぐにすることにしました。

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ネックの熱加工は、一発で望み通りの真っ直ぐさにすることが難しく、時には逆反りになってしまうこともあります。さて、一発で望み通りの真っ直ぐさになるでしょうか。ではこの話はまだ続きますので、次回をお楽しみに。

続く。



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  1. 2016/10/14(金) 07:40:27|
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The London Acoustic Show 2016

9月10日、11日の両日、The London Acoustic Show 2016 が開催されました。2011年から始まったこのショーは今年で6回目になるのですが、年を追うごとに出展者も来場者も減少しているようです。私は今年もリペアーを担当しているギターショップ、Ivor Mairants Musicentreの出展の手伝いをしたのですが、いつも Ivor Mairants の隣に出展していた親会社の JHS は今年の出展を取り止め、Ivor Mairants も当初は今年は出展しないということになっていたのですが、最終的には出展することになりました。

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今年の Ivor Mairants の出展ギターのメインは Santa Cruz Guitar Company のギターです。SCGC のギターは10本以上出展されました。新しいギターが4本入荷予定だったのですが、ショーには間に合わず、ショーの2日後の入荷となってしまいました。Ivor Mairants は SCGC の英国での総代理店のため、多くの SCGC のギターを手にすることが出来てとてもラッキーだと思っています。SCGC以外のギターは、Collings Guitars、Bourgeois Guitars、Lowden Guitars です。

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Lowden Guitars は毎年独自のブースを出展しており、私は Lowden Guitars の英国での公認リペアーテクニシャンであるため、ブースでスタッフといろいろと話をしました。Lowden のギターについては深く知っておかなければなりませんからね。残念なことに、今年はオーナーの George Lowden 氏はお見えになりませんでした。話をいろいろと聞きたかったのですが、ちょっと残念でした。

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出展ブースも来場者も毎年減少しており、このままではショー自体が無くなってしまうのではと危惧しております。それと出展ブースは殆どがギターメーカーやギターショップです。もっと個人製作家が出展するショーだったらどれほど素晴らしいかと思うんですけどね。

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今年の個人製作家の出展者は僅かに2名でした。イギリスから1名、ベルギーから1名でした。

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ところで、会場では2名の日本人の方とお話をしました。お二人共イギリス在住で、私のブログを読まれているそうです。なんと嬉しいことでしょう。ブログの更新を楽しみにされている方々が多くいらっしゃるので、サボり癖を改め、どんどん記事を書いていきたいと思います。



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  1. 2016/10/08(土) 18:16:31|
  2. ギターショー
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プロフィール

奥村健治

Author:奥村健治
アメリカでギター製作を学び、現在イギリス・ロンドンにてアコースティックギター製作に励んでおります。長崎県佐世保市出身

Santa Cruz Guitar Company, Bourgeois Guitars, Lowden Guitars の英国でのリペアーマンもやっています。

www.okumuraguitars.com
www.okumuraguitars.tumblr.com
https://twitter.com/okumuraguitars
https://instagram.com/okumuraguitars/

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