奥村健治アコースティックギター製作 IN ロンドン

ロンドン在住の個人製作家によるギター製作ブログ

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バスを途中下車して徒歩で作業場まで。

最近ブログの文章を書く時間が取れないので、今日は写真をいっぱい載せますね。
3日前の日曜日(13日)、ロンドンは快晴で寒くなく、あまりに気持ち良いので、作業場に向かうバスを途中下車して歩くことにしました。私が住んでいるのは北ロンドン、作業場は南ロンドンにあります。バスはロンドンの中心で乗り換えです。作業場はテムズ川を南側に渡ってすぐのところにあるバタシ―(Battersea)地区にあります。テムズ川に架かるチェルシー橋を渡るとバタシ―パークという大きな公園があり、その向こう側に作業場はあります。チェルシー橋を渡る前にバスを下車して、徒歩で橋を渡り、バタシ―パークの中を通って作業場に向かいました。この日は日曜日で、仕事は半日だけで、あとはカフェで豆乳ラテを飲んでゆっくりしました。

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ロンドンの中心でバスを乗り換え、南ロンドンにある作業場に向かいます。

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正面にある大きな建物の右側に乗り換えのバス停があります。

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テムズ川です。チェルシー橋を渡る前に下車して徒歩で渡りました。右側が北で左側が南です。橋を渡るとすぐにバタシーパークがあります。

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バタシーパークの中を通って作業場に向かいます。それにしても気持ち良かったです。辺り一面落ち葉だらけで、すっかり秋ですね。

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上の写真の右側にあるバタシーパークを通り抜けて、左側にある作業場に向かいます。正面にある建物は高級なフラット(イギリスではアパートのことをこう呼びます)で、あのボブ・ゲルドフも住んでいます。

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さあ、作業場に到着です。今日はこのギターの最終仕上げをします。ほとんど完成ですが、まだ微調整が残っています。

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  1. 2011/11/16(水) 09:17:08|
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バタシーパークに9/11の鉄骨のオブジェ登場

今回の記事は4日前にアップロードさせるつもりだったのですが、文章を書く時間がなかなか取れず、今日のアップロードになってしまいました。

4日前の朝、工房に向かう為にバスに乗っていたのですが、事故か何かあったのか、凄い交通渋滞に巻き込まれ、途中下車して工房まで歩くことにしました。工房の近くにはバタシ―パーク (Battersea Park) というテムズ川の南側に面した大きな公園があり、その公園の中を横切って工房に向かっていました。すると公園の芝生の上に、今まで見たことのない大きな鉄骨がそそり立っているではないですか。錆びた鉄骨が、オブジェの作品として建てられているのです。

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説明書きを読むと、それはニューヨーク在住のアーティスト、Miya Ando (安藤美夜)の作品で、あの9/11の世界貿易センターの鉄骨を使った作品だというのです。9/11から10周年ということと、教育プログラムの一環として、9 11 London Project という団体が、Miya Ando さんに製作を依頼したそうです。この鉄骨の作品は、教育プログラムのシンボル、そして未来への希望を復活させる指針として、このバタシ―パークに9月いっぱい設置するそうです。

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Miya Ando さんは、日本人とロシア系アメリカ人の両親の間に生まれ、備前の刀鍛冶、安藤正勝(よしろう)の子孫にあたられるそうです。

説明書きには、鉄骨に高さは約8メートル、重さは約4トンと書いてありますが、この鉄骨とコンクリートと、それに灰と一緒に何十メートルも落下するなんて想像を絶します。恐ろしいです。亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りします。

9/11 10周年といえば、ニューヨークの式典で、ジェームス・テイラーがギターを弾きながら 「Close Your Eyes」を歌いました。ジェームスが弾くギターは「オク・・・」ではなくて「オルソン」です。ニューヨークの友人からこの演奏のライブ中継を観て、もしかしてオクムラギターかと聞いてきましたが…。その内そういうことがあればいいですね。下の動画はジェームス・テイラーの9/11式典での演奏です。



もう一人式典で演奏したのがニューヨーカーのポール・サイモンです。演奏曲は「The Sound of Silence」です。使用ギターは、マーティン社のポール・サイモン シグネチャーモデルで、OM-42PS です。下の動画が式典での演奏です。



この演奏でも分るのですが、ポール・サイモンってライブ演奏する時は、オリジナル通りには演奏しません。ギター演奏も歌のメロディもいつもちょっと違うのです。私は中学3年生の時、ポール・サイモンのギターを練習していました。「Homeward Bound」をレコード通りに練習していたのですが、ライブ盤の演奏では、2番でストロークの所がスリーフィンガーになっているのです。上下するベースラインがかっこよく、すぐにその演奏法に変更したのを覚えています。

  1. 2011/09/24(土) 21:42:44|
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大家さんの生徒のシタール

以前の記事、「大家さん宅でシタールの演奏会」で紹介したように、うちの大家さん夫婦は旦那さんがインド人、奥さんがイギリス人で、旦那さんはシタールの先生をしています。特に旦那さんは寒いのが苦手で、毎年11月から3月までの寒い季節は、夫婦二人でインドに滞在されます。インドにも家を所有しているらしく、滞在中は現地でもシタールを教えているそうです。3月に帰国されてから見せたいものがあるというので、お宅にお邪魔しました。なんでも、インドのシタール製作家に注文しておいた自分の生徒のシタールを持って帰ってきたというのです。旦那さんのグルジさんはそのシタールをケースから出して即興の曲を弾いてくれました。私はiPhone をポケットに入れていたので、その演奏をカメラかビデオで撮りたいと思ったのですが、グルジさんは即興の世界に入っているので、撮っていいかどうか尋ねることができませんでした。おまけにパジャマみたいなものを着ていらっしゃるので、写真や動画は失礼かなと思い、ただ演奏に耳を傾けるだけにしました。写真を撮ったのは演奏後です。

そのシタールは凄く魅力的な音を奏で、施されている装飾も見事でした。値段を聞き忘れたのですが、いくらするんでしょうね。

グルジさんは、いつも私から将来は自分用にシタールを作ってもらうと言うのですが、本気なんでしょうかね。冗談とは思うのですが、それがいつもの口癖です。

イギリスでシタールと言えばビートルズのジョージが思い浮かびますが、インド人の多いイギリスでは、シタール人口も多いようです。弦楽器って面白いですね。

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見事なシタールです。大小の2つのボディはカボチャでできているそうです。横にいるのが旦那さんのグルジさんです。

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装飾も綺麗です。

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いくらするんでしょうね。

  1. 2011/04/15(金) 13:14:25|
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Battersea Power Station (バタシー発電所)

私の工房は、ロンドン・テムズ川の南側に位置する Batterser(バタシー)という地区にあります。この地区には、住宅地に混じって倉庫や工房などが多くあるエリアがあり、私の工房もその中にあります。

そのバタシーで何が一番有名かというと、それに何と言っても「Battersea Power Station(バタシー発電所)」でしょう。巨大な4本の煙突がそびえ立つ建物で、2つの発電所から成り立っており、ひとつは1930年代に、もうひとつは1950年代に建てられたそうです。1983年に完全閉鎖になってからも、その巨大な姿はそのままになっています。そのちょっと変わった姿から、ロンドンの名所のひとつになっており、ビートルズの映画「Help!」を始め、数々の映像に登場しているそうです。

そして音楽好きの人たちの間で有名なのは、ピンク・フロイドの1977年のアルバム「Animals」のジャケットに、この Battersea Power Station が使われたことでしょう。ピンク・フロイドのファンにとっては、馴染み深い建物だと思います。そう言えば、ジャケットの Battersea Power Station の上空には、豚が飛んでますよね。

ところで、この建物、老朽化が激しいらしいのですが、建物の外壁は残して(勿論4本の煙突も)、ショッピングモールにするとか、アパートにするとか、色々な話が出ています。何年か前に、もうすぐ着工するという話も聞いたのですが、未だに何も始まっていません。私もはっきりしたことは何も知らないので、詳細については何も言えませんが、毎日通勤で目にしている建物なので、本当に別の用途で復活したら素晴らしいと思います。

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Battersea Power Station(バタシー発電所)の現在の姿です。テムズ川に架かるチェルシー・ブリッジの上から撮影しました。普段はバスで通過するのですが、この日は、イギリスの大学の学費が、2012年から3倍になるのに反対しての学生達による大規模なデモがあり、交通渋滞がひどく、途中からバスを降りて歩いたので、橋の上からゆっくりとこの発電所を眺め、写真を撮ることにしました。因みに、写真を撮った方角は、下の画像(ピンク・フロイドのジャケット)とは逆です。

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ピンク・フロイドの1977年のアルバム「Animals」のジャケットです。空には豚が飛んでいます。

  1. 2010/12/16(木) 12:59:40|
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小さな恋のメロディ

1971年のイギリス映画「小さな恋のメロディ」って知ってますか?40代半ば以上なら、多くの方々が知っていると思います。1971年に日本でも封切られ、大ヒットしました。11才の男の子と女の子の恋愛物語で、女性の方はダニエル役のマーク・レスターに、男性の方はメロディ役のトレーシー・ハイドに憧れたと思います。そういう私も、トレーシー・ハイドのファンになり、月刊明星や平凡、スクリーンやロードショーに載っているトレーシーの写真を切り抜いて、部屋の壁に貼ったりしていました(微笑)。



ストーリーは恋物語という、そんなに複雑な内容ではないのですが、映画全体に鳴り響く音楽が最高に良いのです。曲の殆どはビージーズですが、最後の曲だけが、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの「Teach Your Children」です。朝焼けで始まる映画の最初の曲は、ビージーズの「In The Morning」で、初っ端から感動させられます。

映画の舞台はロンドンで、街のあちらこちらで撮影されました。最近、そのロケ地の何ヶ所かを訪れて写真を撮ってきました。

まずはトレーシー・ハイドが演じるメロディが、ビンに入った金魚を歩道の脇に横たわる石の水槽の中で泳がせるシーンです(バックに流れるビージーズの「メロディ・フェア」が最高です)。その石の水槽は、今でも同じ場所にあります。この水槽は次のようにして見つけました。

10年程前、こちらの日本人の知り合いの方が、「小さな恋のメロディ」のビデオテープを持っているというので、久しぶりに借りて観ることにしました。ロンドンに住み始めてからは初めて観るので、知っている場所が映るかどうか目を凝らして観ていました。そしてメロディが石の水槽に座っている場面の後方に、「Lambeth Street」と書いてある道路標識が映っているのが目に入ったのです。そこはなんと、当時私がいつもバスで通っているストリートだったのです。後日、バスでそこを通った時によく見てみると、その石の水槽が同じ場所にあったのです。バスを降りて水槽のところへ行くと、それは正しく、メロディが金魚を泳がせた水槽でした(感激)。中に水は入っておらず、空っぽになっていました。聞くところによると、昔、馬車の馬用の飲料水を貯めておくものだったそうです。現在は、下の写真でも分かるように、花壇になっています。

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映画からのシーン

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ごらんのように今は花壇になっています。

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後方には「LAMBETH ROAD」の道路標識があります。

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メロディの座ったところに座って記念撮影。

それからメロディは、お父さんが酒を飲んでいるパブに行くのですが、そのパブは石の水槽を近くにある「The Ship」という実在するパブで、現在でも営業しています。実際に目にして、これが同じパブだと思うと不思議な感じがしました。下の写真がその「The Ship」というパブです。

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映画からのシーン

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中には入っていませんが、今度ここでビールでも飲みたいです。

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どこにでもある普通のパブです。

最後はダニエルとメロディの二人が、学校の建物から外に出るシーンです。門をくぐって外に出るのですが、その門は元パブリックスクール(私立学校)の建物らしく、現在は使われていません。中には入れないようになっているので、正面からの写真は撮れませんでした。門の中には車が駐車してありました。門の向こう側は公園になっており、そこからは逆方向から写真が撮れました。下の写真がその門です。

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映画からのシーン

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中には入れませんでした。映画では、ここをくぐって外に出ます。

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逆方向からの撮影です。

二人は学校の門をくぐった後、道路に出るのですが、そのシーンの場所が下の写真です。学校の門から僅か50メートルぐらい先です。

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映画からのシーン

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学校の門から約50メートル先です。

ところで、信じられないかもしれませんが、この映画、欧米では全くヒットしなかったそうです。ヒットしたのは日本と南米(アルゼンチン?)だけだそうです。こちらのイギリス人にこの映画のことを尋ねても、知っている人は殆どいません。出演者のマーク・レスターやジャック・ワイルドのことがテレビで話題になっても、話に出るのは「小さな恋のメロディ」の前に共演した「オリバー」のことばかりです。「小さな恋のメロディ」は、世の中から完全に抹殺されてしまった感じがします。勿論、DVDやサントラのCDなんて売ってありません。アマゾンで買えるのは、日本の輸入盤だけです。音楽がビージーズとCSN & Yだというのにヒットしなかったとは、ちょっと不思議ですね。

あの映画から39年経ったとは、月日の経つのは早いものです。子供の頃感動した映画の舞台ロンドンに、まさか自分が住むことになるとは思いもしませんでした。人生って面白いですね。

  1. 2010/11/08(月) 02:30:13|
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プロフィール

奥村健治

Author:奥村健治
アメリカでギター製作を学び、現在イギリス・ロンドンにてアコースティックギター製作に励んでおります。長崎県佐世保市出身

Santa Cruz Guitar Company, Bourgeois Guitars, Lowden Guitars の英国でのリペアーマンもやっています。

www.okumuraguitars.com
www.okumuraguitars.tumblr.com
https://twitter.com/okumuraguitars
https://instagram.com/okumuraguitars/

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