奥村健治アコースティックギター製作 IN ロンドン

ロンドン在住の個人製作家によるギター製作ブログ

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サンディングベルトが裂けた~!

前々回に書いた記事、「え?!ベルトサンダーが動かん!」に登場するベルトサンダーに関する話です。

スイッチの故障で応急処置をし、再び使えるようになったのも束の間、サンディングベルトが古くなっているせいなのか、メイプルのネック材をサンディング中に、サンディングベルトのジョイント部分から裂けてしまいました。おそらく、ネック材強く押し当てたため、ちょうど角の部分がジョイント部分に引っ掛かり裂けたみたいです。新しいサンディングベルトを買っていないため、しばらく使えないなと思っていたら、使い古したサンディングベルトがあることに気づきました。何もないよりはましだと思い、装着して使い始めてしばらくすると、突然大きな音がしました。

「バキッ!パタパタパタ!!」

またネック材の角がジョイント部分に引っ掛かったらしく、今度は真っ二つにはなりませんでしたが、真ん中部分が裂けてしまいました。なんと同じ日に2回起こるとは。このベルトサンダーに関しては災難が続きます。

教訓です。サンディングベルトはまめに交換しないといけませんね。

1456.jpg
まずこのサンディングベルトがジョイント部分から裂けてしまいました。古いとこうなるんですね。

1457.jpg
使い古したサンディングベルトを付けたのですが、大きな音と共にご覧のように裂けてしまいました。

1458.jpg
同じ日に2回も裂けるとは。新しいサンディングベルトを買います。

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  1. 2012/07/05(木) 02:53:03|
  2. 機械
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バンドソーの刃を取り換えないと。

メイプルのネック材からネックを切り出しました。

このメイプルはフレーム (トラ目) の入ったヨーロピアン・メイプルです。通常のネック材、マホガニーよりも硬いため、恐らく簡単には切れないだろうなと思っていたら、案の定そうでした。というのは、バンドソーの刃が古くなって切れ味が悪いので、もうそろそろ取り替えの時期なのです。特に厚さ75ミリのメイプルなら、そう簡単には切れません。時間を掛けてゆっくりと切らないといけません。早く切ろうと思ってメイプル材を刃に向かって強く押し付けようものならば、「キーキー!!」と物凄い音を立てて最終的には刃が止まってしまいます。

さあ、新しい刃に交換しましょう。

1452.jpg
ヨーロピアン・メイプルのネック材です。ネック2本分が取れます。メイプルは硬く、ネック材は厚みがあるので、切り出しには時間が掛かるでしょう。

1453.jpg
案の定、ゆっくり押さないと切れません。ご覧のとおり、木くずが摩擦で焦げています。切り口から煙も出て、室内で漂っています。

1454.jpg
やっと切れました。

1455.jpg
ネック材の方は、指板の接着面とヘッドの表面の平面出しが終わりましたので次に進みます。

  1. 2012/07/02(月) 13:32:52|
  2. 機械
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え?!ベルトサンダーが動かん!

ベルトサンダーが突然動かなくなってしまいました!

ほんの数十秒前まで使っていました。一旦スイッチを切り、再び使おうと思ってスイッチのオンを押したのですが、全く動かないのです。うんともすんとも言いません。これはやばい!ベルトサンダーは使用頻度が高く、この機械なしでは仕事が大幅遅れます。ベルトサンダーにはディスクサンダーも付いているので、2つの機械が使えなくなるわけです。購入して14年になりますが、今までは全く問題ありませんでした。そのうちグレードアップさせて、もっと大きくて性能の良いベルトサンダーとディスクサンダーをそれぞれ別々に買おうと思っているので、今壊れては困るのです。その2つの機械が買えるまでは、どうしても今の機械に耐えてもらわなければならないのです。

イギリスの電気製品のプラグにはヒューズが入っているので、もしかしたらヒューズが切れたのかもしれないと思い(よくあることです)、ヒューズを交換しました。「動いてくれ」と願いを込めてプラグをコンセントに差込み、スイッチを入れましたがダメです。

ショック。

機械の横に取り付けてあるスイッチボックスを取り外して中をチェックしました。もしスイッチに問題があるのであれば、ホット線とアース線をスイッチから外し、コンセント側からの線とモーター側からの線を直接繋げば動くはずです。期待を込めてコンセント側からのホット線とアース線をモーター側からのホット線とアース線に繋ぎました。スイッチが無いので、プラグをコンセントに差し込めが動くはずです。

期待を込めて差込みました。

動きました!!

もしモーターが故障していれば大変でしたが、スイッチの問題だったので助かりました。スイッチは交換すれば問題ありません。幸い、全く同じスイッチが売ってあるではないですか。ラッキー!

スイッチを交換するまでは、プラグをコンセントに差し込んだり、引き抜いたりして使います。

機械のトラブルは仕事に大きく影響するのでヒヤヒヤします。

1447.jpg
14年間使ってきたベルトサンダーです。ディスクサンダーも付いています。ひとつのモーターで2つの機械を回すのです。この写真では、もう既に横に取り付けてあったスイッチボックスを外し、ホット線とアース線とそれぞれ直で繋いでいます。

1448.jpg
イギリスのプラグはこんな感じです。プラグの中にあるヒューズ(5アンペア)を交換しましたダメでした。

1449.jpg
スイッチボックスの中です。青色のホット線と茶色のアース線を外して、それぞれ直で繋げます。

1450.jpg
直で繋げました。そしてプラグをコンセントに差し込んだら機械が動き始めました。

1451.jpg
このスイッチのどこかが故障しているのでしょうが、交換した方が早いです。

  1. 2012/06/30(土) 14:18:56|
  2. 機械
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ディスクサンダーの小さいサンドペーパー

私の持っている機械の中にベルトサンダーとディスクサンダーが一緒になったものがあります。1つのモーターを2つのサンダーが共有して回転する機械です。

0775.jpg

この機械は、使用頻度が比較的高く、あらゆる工程で重宝しています。特にディスクサンダーは、物を載せるテーブルに対して、丸いディスク状のサンダーが直角に位置しているため、物体の直角面出しに非常に役立っています。

ところで、ここで私の面倒臭がり屋の部分が露呈してしまっています。別にここで公表することでもないのですが、自分への戒めの為に敢えて公表します。下の写真を見て下さい。

0776.jpg

ディスクサンダーですが、何かおかしくありませんか。まっ、一目瞭然ですが、サンドペーパーが小さいのです。これは直径9インチ(228.6ミリ)のディスクサンダーですが、貼ってあるサンドペーパーは直径6インチ(152.4ミリ)なのです。なぜこういうことになっているかというと、私の面倒臭がり屋の表れなのです。

9インチのサンドペーパーが磨り減ってしまったので、新しいペーパーに取り替えようと思いました。ところが、在庫が無いのに気づき、直ぐにオーダーすれば良かったのですが、昔所有していた、小さいディスクサンダーのサンドペーパー(6インチ)が数枚余っていたので、使わないのも勿体無いと思い、一時的に使うことにしました。そしてその後どうなったかというと、ご覧の通りです。もう何ヶ月も経つのに、未だに小さいサンドペーパーのままです。駄目ですね。勿論、大きいサンドペーパーの方が様々な工程に対処できるのですが、この小さいサンドペーパーでどうにかやってきました。

ということで、直ぐに大きいサンドペーパーに取り替えようと思います。良いギターを作るには、自分の中身を変えないといけませんね。猛省、猛省。

  1. 2011/02/25(金) 12:20:12|
  2. 機械
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やっとタイルカッターを購入

週末にタイルカッターを買いました。タイルを切る為ではありません。インレイ用の貝を切る為に使います。厚さ1.5ミリくらいで、平らに加工されたインレイ用の貝も買ったりするのですが、加工されていない貝そのものも買って自分で加工したりします。「なんでわざわざ」と思われるかもしれませんが、こういう作業って好きなんですよ。それに自分で加工すると、結構いい模様のブランク(インレイ用に薄く平らに加工した貝)が作れるんです。その貝の加工の第一段階で必要なのがタイルカッターです。

0577.jpg

0578.jpg

0579.jpg

カッターの刃はダイヤモンド・カッターで、切る時に出る粉が空中に舞い上がらないように機械の中には水槽があり、ダイヤモンド・カッターを濡らしながらカットします。機械の周りには溝があり、飛び散った水がまた水槽に戻る仕組みになっています。

以前持っていたタイルカッターはモーターが壊れてしまい、使い物にならなくなってしまいました。そして今度の新しいタイルカッターは、3度目の正直でやっと手に入れました。オークションサイトの ebay でいつも売っており、新品で手頃な値段のタイルカッターが見つかり、Buy It Now (オークションをせずに買えること)で購入しました。代金も銀行から引き落とされてしまっているのに、売り手の方からメールが来て、値段に誤りがあったと言うのです。もっと高い値段のはずなのに、何かの手違いで安くなっていたと。結局買うのを止めにして、代金は返金してもらいました。

2台目は、オークション終了日まで3日のものでした。1台目と同じブランドで新品のタイルカッターで、既に7人ぐらいBID(値つけ)していました。よく早くからBID している人がいるのですが、なぜでしょうね。ebay のオークションは締め切り寸前が勝負です。勝つ人ってだいたいギリギリでBID するんですよね。私も締め切りの時、パソコンの前に張り付いてBID の用意をしていました。心臓をドキドキさせながら、終了約10秒前ぐらいにBID しました。画面に「あなたが現在のトップです。」みたいな表示が現れたのも束の間、終了4秒前にだれかに高値を付けられてしまいました。残り4秒ではどうしようもありません。結局負けてしまいました。イギリスではDIY が盛んで、一般の人でもタイルカッターを使うので、競争が激しいんですよ。

次のオークションでは必ず、と思っていた矢先、DIYショップで、違うブランドですが、タイルカッターがセールで売り出されているのを見つけて、購入することにしました。

貝をタイルカッターで大まかに切って、その後は別の機械を使って平らにしていくのですが、その加工の様子はまた別の機会にお知らせしますね。


  1. 2010/10/14(木) 13:10:25|
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プロフィール

奥村健治

Author:奥村健治
アメリカでギター製作を学び、現在イギリス・ロンドンにてアコースティックギター製作に励んでおります。長崎県佐世保市出身

Santa Cruz Guitar Company, Bourgeois Guitars, Lowden Guitars の英国でのリペアーマンもやっています。

www.okumuraguitars.com
www.okumuraguitars.tumblr.com
https://twitter.com/okumuraguitars
https://instagram.com/okumuraguitars/

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