奥村健治アコースティックギター製作 IN ロンドン

ロンドン在住の個人製作家によるギター製作ブログ

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パリのギターショップ

8月10日から13日までの4日間、ユーロスターを使ってパリに行って来ました。パリを訪れるのは今回で2回目で、前回の訪問はロンドンに移住する直前で、なんと19年ぶりの訪問となりました。ロンドンの夏はあまり暑くなく、最高気温はずっと20℃ちょっとぐらいの日が続いていたのですが、パリはそれをかなり上まる暑さで、滞在中はちょうど猛暑となり、4日間ずっと晴天で、気温は30℃以上、日本の暑さを彷彿させるような暑さで、ロンドンではあまり経験することの無い大量の汗をかきました。日本の皆さんは嫌かもしれませんが、日本の暑い夏が恋しくなりました。

4日間、いろんな観光名所を訪れたのですが、その中でも一番気に入ったのがモンマルトルです。ここは丘になっており、丘のてっぺんにはサンマルク寺院があります。ここからのパリの街の眺めは最高で、坂の街には風情があり、坂の多い街、佐世保出身の私にとっては最高の街でした。モンマルトルには芸術家も多く、ゴッホやピカソが住んでいた家もあります。

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モンマルトルは2日目に訪れたのですが、その時はこの地区にギターショップが多く並ぶ通りがあることは知りませんでした。フェイスブックの友人からギターショップが沢山あることを教えてもらい、最終日の4日目に再びモンマルトルを訪れることにしました。

ギターショップが多く並ぶ通りは地下鉄メトロのピガール(Pigalle)駅の近くにあり、通りの名前は Rue de Douai といいます。下の写真がその通りですが、平日の午前中ということもあり、殆ど人が歩いていません。実は初めてパリを訪れた19年前にもこの通りを通っているのですが、当時は知人の車に乗せてもらって通っただけだったので、パリのどこに位置しているのかは知らないままでした。

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通りの両側にはギターショップが並んでいます。

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いろんなギターショップが並んでいたのですが、一番気になったのが下の写真のギターショップです。Acoustic Guitar という名前のギターショップで、名前からも分かるように、アコースティックギター専門店です。

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店内に入ると中は広く、高級ギターを始め、いろんなアコースティックギターが展示されていました。店内に入った時はちょうどお客さんがギターを持って来店したばっかりで、お店のスタッフからギターのメンテをしてもらっていました。何をやっているかちょっと気になりました(笑)。

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Collings Guitars や Santa Cruz Guitar Company のギターも展示されており、後で調べて分かったのですが、このショップは Santa Cruz Guitar Company の代理店になっていました(フランス国内では代理店は2軒あり、パリではここだけ)。

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友人でイギリスのギター製作家、Alister Atkins のギターもありました。

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ジプシージャズの古いギターが壁に飾ってあるのもフランスらしいですね。因みに、写真を撮っているチョンマゲの男は私のです(笑)。

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折角パリに来たのだから、地元のギターショップは見たいと思っていました。最終日に念願が叶って良かったです。今回はあまり時間が無かったので、次回の訪問ではゆっくりと時間を掛けてギターを見たいですね。

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ギターショップ街を含め、モンマルトルは本当に魅力のある街でした。次回パリを訪れる時は、モンマルトル地区に宿を取ろうかなと思います。上の写真は2日目に撮ったものですが、撮影後、右奥にあるレストランで夕食を取りました。この日も非常に暑かったので、席はもちろん外です。外で食べるパリの夕食は最高のでした。パリ、そしてモンマルトル、絶対におススメです。



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  1. 2015/08/24(月) 09:20:38|
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久しぶりのブライトン!でも...

昨年の後半はブログの更新が滞ってしまいました。書きたい記事はいろいろとあったので、昨年の出来事になりますが、順を追って書いていきたいと思います。

昨年の11月23日、2年数か月ぶりにロンドンの南にある海辺の街、ブライトンへ行きました。以前は頻繁にブライトンへ行っていたのですが、最近はちょっとご無沙汰していました。ブライトンは私が好きな街で、このブログにも何回も登場しています。

今回ブライトンへ行った理由は、知り合いのイタリア人、アンドレアから誘われたからです。彼はギターフリークで、彼のギターは数本、何回も修理を請け負っています。彼はブライトンのギターショップ、The Acoustic Music Company (このブログに何回も登場しています)にある Mike Baranik のギターが気に入っており、このショップを通して Baranik にカスタムオーダーしようかなと考えています。そしてなぜ私をギターショップに誘ったかと言うと、ショップにある Baranik のギターと、彼が所有している Santa Cruz Guitar Company00-Skye (このブログにも登場したギターですが、わざわざロンドンからの持参です)との音を聴き比べて欲しいと言うのです。私の意見を考慮した上で、オーダーするかどうか決めたいと言うのです。もしオーダーするのであれば、00-Skye は売りたいそうです。

正直言ってどちらのギターが良いかと言うのは難しいです。これは好みの問題だと思います。実際に2本のギターの音を聴いてみて、もちろん違いはありますが、どちらが良いというのは好みの問題です。Baranik のギターの方が高音が伸びる感じがし、00-Skye の方はそれに比べると、ちょっとこもったような音に感じますが、だからと言ってBaranik の方が良いギターとは言えないと思います。アンドレアには正直に言いました。今現在、彼はどうするかまだ迷っています。

今回のブライトン行きは楽しみにしていたのですが、行ったのはギターショップとお昼を食べた数軒先のカフェだけです。久しぶりに海岸に行ったり、街を散策したりしたかったのですが、交通費も食事代もアンドレアが全部払い、彼のギターのためのブライトン訪問だったので仕方ありません。また別の機会に自分だけで行きます。

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The Acoustic Music Company の店内です。カウンターの中にいるのはオーナーのトレバーさん。

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ショップの一番奥には試奏室があります。

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お目当ての Baranik のギターを弾くアンドレア。

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これは別の Baranik です。バックとサイドには Machinga (マチンガ)という木材が使用されています。

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これが Machinga (マチンガ)です。綺麗ですね。

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壁にはアメリカとカナダの高級ギターがずらりと並べられています。

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カウンターの後ろにも高級ギターが。

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このショップにはフラットマンドリンも豊富に品揃えされています。というのは、オーナーのトレバーさんは元々マンドリンが専門だからです。

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大きいマンドチェロもあります。

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右側のアンドレアは、他のお客さんにも Baranik を弾いてもらい、感想を聞いていました。動画もちゃんと撮っています。もちろん、私も動画を撮られました(笑)。

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入荷したばかりの Ervin Somogyi (アーヴィン・ソモジ氏)のギターを弾く私。私は遠慮していたのですが、アンドレアがオーナーのトレバーさんに頼んで試奏させてもらいました。まだ陳列もされていなかったんですよ。わざわざ弾かせてくれたトレバーさんに大感謝です。このギターの値段、なんと22,000ポンド(約380万円)です!もちろん素晴らしい音でした。

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さあ、ギターショップを出て駅に向います。向こうに見える海には行けませんでした。

  1. 2014/01/04(土) 04:53:14|
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The Acoustic Music Company の3氏のギター

前回の「松田倫宏(マツダミチヒロ)氏の新しいモデル、スカンク」と同様、9月3日(土)にブライトンの The Acoustic Music Company に行った時の話しです。

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ポカポカと暖かいブライトンでした。

前回お話したように、ショップの中に入ると、松田倫宏(マツダミチヒロ)氏の新入荷のギターが目立ちました。新入荷はもう1本あり、松田さんのギターは合計で4本あります。オーナーのトレバーさんによると、9月10、11日の2日間に渡って開催される、第一回目の「The London Acoustic Guitar Show 2011」に、The Acoustic Music Company がブースを出し、そこに松田さんのギターを4本、Michael Baranik 氏のギターを5本、Gerald Sheppard 氏のギターを3本、計12本を出展するそうです。12本全部ショップの壁に掛かっています。これに伴って、3氏全員がショーに参加するために来英されます。松田さんとBaranik 氏とは面識があるのですが、Sheppard 氏に会うのは今回が初めてなので、今から楽しみにしています。

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壁に飾られた高級ギター群です。最上段の右から5本は Baranik 氏のギターです。

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松田さんの2本目の新入荷のギターです。

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独創的なデザインで素晴らしいです。

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このロゼットのデザインは凄いです。これって作るの大変ですよ。凄い!

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松田さんの3本目です。

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松田さんの4本目です。

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Sheppard 氏のギターです。

ショップオーナーのトレバーさんに聞いたところ、このギターショーはこれから毎年行うのか、2年に一度なのかはまだ分からないそうです。今回の出来次第なのでしょう。出来れば次回は参加したいと言うと、ブース代がかなり高いと言われました。2メートル x 3メートルの面積で、約800ポンド(約10万円)するそうです。高い!10万円を高くないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、イギリスで800ポンドといえばかなりの大金です。最近の急激な円高で、ポンドの価値は円に対して約半分になってしまいました。だから数年前だと約20万円です。どおりで、今回のギターショーの出展者には個人製作家は全くいないのです。がっかりですが、夢は大きくということで、アメリカと日本のギターショーを狙いましょう。

ところで、トレバーさんはあまり元気がありませんでした。アメリカのヒールズバーグギターショーから帰国して2週間以上経つのに、時差ボケだけでなく、精神的に落ち込んでいるというのです。詳しくは聞けませんでしたが、高級ギターを売る商売もたいへんなのではないでしょうか。不況が影響するし、売れれば大きなお金が入りますが、売れないとゼロですからね。おまけに、今回の U.S. Fish and Wildlife Service による貝の輸出入禁止により、貝が施されているギターをアメリカから輸入するのにライセンスが必要で、出費はかさむし、面倒くさいペーパーワークがあるらしいのです。彼のビジネスにかなりの影響があるそうです。

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ショップオーナーのトレバーさんです。

トレバーさん、どうか頑張って下さい。

  1. 2011/09/07(水) 13:15:13|
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久しぶりのThe Acoustic Music Company in ブライトン

29日の土曜日に、海辺の町、ブライトンのギターショップ「The Acoustic Music Company」に行ってきました。以前ここで働いていたマイケルが辞めてしまったので、最近はご無沙汰していたのですが、やはりイギリスで一番高級ギターが置いてあるショップなので、ちょっと覗いてみることにしました。

中に入ると、オーナーのTrevorさんがあるギターを取り出して、お客さんと話していました。そのギターは、アメリカ、カリフォルニアの Howard Klepper という製作者のギターで、このお客さんは、わざわざ遠方からこのギターの為にブライトンまでやって来て、今夜はホテルに泊まると言っていました。このギター、最初に見た時びっくりしたのですが、なんと2種類の木材を、表板、裏板、側板、指板、ヘッドでダブテイルでジョイントさせているのです。値段は日本円で約160万円。写真を撮りたかったのですが、このお客さん、そのギター持って奥の試奏室に行ってしまったので撮れませんでした。でもこちらのリンクで見れます。

以前ここで働いていたマイケルは、間単にギターを試奏させてくれたのですが、購入の意思がないのに、オーナーのTrevorさんに弾かせてくれというのは頼みにくかったので、この日はただギターを眺めるだけでした。店に入って左側の壁は、一面全部がアメリカやカナダの個人製作者のギターなのですが、その中で目を引いたのは、Baranik の新しいギターでした。Mike Baranik氏は、カリフォルニアの製作者ですが、以前はアリゾナに工房を構えていました。私と同じ、ギター製作学校、ロバート・ベンの出身です。主にフィンガー用のギターを製作しております。その新しいギターというのは、小ぶりのギター3本で、シンプルな美しいデザインに魅了されてしまいました。仕上げも綺麗で、私など足元にも及ばないと言った感じでした。

この日は、いろいろと考えさせられてしまいました。頑張ろうっと。

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Baranik の新しいギター3本です。全てのデザインが気に入ったわけではありませんが、全体的に美しいギターだと思いました。最近時々見かけるようになった13フレット・ジョイントです。ボディとネックの見た目のバランスがとても良いと思います。

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真ん中のオールコアのモデルです。ファン・フレットになっています。

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Baranik の別のモデルです。



  1. 2011/01/31(月) 13:27:26|
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楽器街デンマーク・ストリート

ロンドンのギターショップ街の紹介です。

ロンドンの中心部に、Denmark Street (デンマーク・ストリート) というストリートがあります。ストリートの長さはわずか50メートルほどしかないのですが、両側に楽器店が並んでいます。ロンドンのお茶の水といったところでしょうか。正直言って、お茶の水ほどの規模はないし、お薦めできるような楽器店はあまりありません。日本の楽器店の品物の豊富さ、規模の大きさに比べると、このデンマーク・ストリートはすごくちっぽけに見えてしまいますが、やはりロンドンで楽器街といえば、ここデンマーク・ストリートです。私も時々ここら辺をぶらっとしたりします。

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デンマーク・ストリートの道路標識です。

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この日は日曜日で多くの店が閉まっていた為、ストリートが閑散としています。普段はもっと賑やかです。

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この店はアコースティックギター専門店で、安価なものから高価なものまで揃っています。

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ショーウインドーに飾ってあるギブソンのJ-200です。この店はデンマーク・ストリートで唯一のヴィンテージ・ギターショップです。

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日曜日で閉まっている店が多いです。

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  1. 2010/04/20(火) 01:28:17|
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プロフィール

奥村健治

Author:奥村健治
アメリカでギター製作を学び、現在イギリス・ロンドンにてアコースティックギター製作に励んでおります。長崎県佐世保市出身

Santa Cruz Guitar Company, Bourgeois Guitars, Lowden Guitars の英国でのリペアーマンもやっています。

www.okumuraguitars.com
www.okumuraguitars.tumblr.com
https://twitter.com/okumuraguitars
https://instagram.com/okumuraguitars/

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