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奥村健治アコースティックギター製作 IN ロンドン

ロンドン在住の個人製作家によるギター製作ブログ

ドゥービー・ブラザーズのパット・シモンズに遭遇

なんと昨日(28日)ロンドンの街角で、ドゥービー・ブラザーズ(Doobie Brothers)のギタリスト、パット・シモンズ(Pat Simmons)を見かけ、写真を撮らせてもらいました。

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場所はハイストリートケンジントン(High Street Kensington)というストリートで、バスから降りようと席を立って外を見ると、歩道をパット・シモンズに似たかっこいいロングヘアーのおじさんが、奥さんらしき女性と二人で歩いているのが目に入りました。バスを降り、この目で確かめようと小走りで見かけたところまで行くと、どこにも見当たりません。どこかのお店に入ったのかなと思ったのも束の間、パット・シモンズと女性が店から出てきました。お互いに目が合うなり、「もしかしてパット・シモンズさんですか?」と尋ねました(もちろん英語)。すると彼は「そうだ」と頷きました。私は興奮してドキドキしていたので、その後何を言ったか覚えていません。彼が、「How’re you doing?(元気?)」と言ったのは覚えています。(How’re you doing? ってアメリカ的ですね。イギリスではあまり耳にしません。)もしかしたらいやがられるかもしれないと思ったのですが、思い切って写真を撮っていいか尋ねました。彼は快く承諾してくれました。

ほんの僅かな時間でしたが、頭の中ではいろんなことを考えていたのだと思います。自分はギターを作ることを言うべきなのかどうか考えましたが、セールスしているように思われるのもいやだし、突然の出来事で心の準備も出来ていなかったので、何も言いませんでした(こいでよか)。

ロンドンでは街で時々有名人を見かけるのですが、声を掛けたのは今回が初めてです。あまりミーハー的なことをするのは好きではないのですが、ドゥービーブラザーズは10代の頃から聴いていたし、パット・シモンズは好きなギタリストなので話は別です。それに当時は彼のロングヘアーにも憧れていました。偶然にもつい1ヶ月程前、ふとしたことから久しぶりにドゥービーブラザーズの動画を観たりして、いまでも現役で活躍しているのを嬉しく思ったばかりなのに、まさかこのロンドンで見かけるとは思いませんでした。本人には聞きませんでしたが(というか、知らないと思われたくなくて聞けませんでした)、多分コンサートでロンドンに来ているのだろうと思い、後で携帯でチェックしたら、今日(29日)ロンドンでコンサートを行うことになっています。





街角で見かけた有名ミュージシャンといえば、次の二人が印象に残っています。
数年前、パートナーとの待ち合わせで、彼女を道に立って待っている時でした。彼女が50メートル程先に見えた時、私と彼女のちょうど中間ぐらいをこっちに向かって歩いてくる白髪で短髪の白人男性が目に入りました。彼が次第に私に近づいて来るにつれ、それがローリングストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツだとわかったのです。彼が私の横を通り過ぎる時(その差1メートル以内)、お互いの目が合いました。しかし私は何も言えないまま、私から離れていく彼の後姿をずっと見つめていました。何も言えないと言っても、だいたい何を言っていいか分かりませんよね。チャーリー・ワッツは思ったより小さく見え、痩せた初老の男性でした。人は見かけによりませんよね。その彼はストーンズサウンドのリズムの要なんですから。

もう一人の超有名ミュージシャンを見たのは去年でした。ストリートを歩いていると、すらりと背が高く、ヨレヨレの革ジャンを着て、白髪の長髪を無造作に後ろで束ねた男性とすれ違いました。前方2,3メートルで判ったのですが、それはレッドツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジでした。彼は携帯電話で話をしながら歩いていたのですが、私は振り向いて彼に声を掛けるべきかどうか迷いました。勿論、何と言っていいか分かりません。彼は10メートルぐらい先の店の前で立ち止まり、ずっと携帯電話で話しをしているのです。多分私は2分間ぐらいそこに立ち止まって、声を掛けて写真を撮らせてもらおうかどうか迷いました。もしいやな顔をされて私もがっかりしたらどうしようかとかいろいろ考えたのですが、彼の電話が全然終わらないのです。それで結局は諦めることにしました。でも諦めてよかったと思っています。でもやはり実際に見るジミー・ペイジはカッコ良かったです。着ているものはヨレヨレでも、凄いオーラを感じました。いやー、カッコイイおっさんです。

物価が高く、冬は天気が悪いロンドンですが、こういう経験ができるのがこの街の魅力でしょうか。

昨日はその出来事をずっと考えながら、ネックのヒール加工をずっとやっていました。

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  1. 2010/10/29(金) 11:53:15|
  2. ミュージシャン
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プロフィール

奥村健治

Author:奥村健治
アメリカでギター製作を学び、現在イギリス・ロンドンにてアコースティックギター製作に励んでおります。長崎県佐世保市出身

Santa Cruz Guitar Company, Bourgeois Guitars, Lowden Guitars の英国でのリペアーマンもやっています。

www.okumuraguitars.com
www.okumuraguitars.tumblr.com
https://twitter.com/okumuraguitars
https://instagram.com/okumuraguitars/

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