FC2ブログ

奥村健治アコースティックギター製作 IN ロンドン

ロンドン在住の個人製作家によるギター製作ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

The London Acoustic Show 2015 初日

9月12日(土)と13日(日)の両日、今年で5回目となる The London Acoustic Show 2015 が開催されました。今年もリペアーの仕事を行っているギターショップ、Ivor Mairants Musicentre が出展するため、11日(金)の会場への搬入から手伝いをすることになりました。12日と13日は別に大した手伝いをするわけではありませんが、スタッフの一員として会場にいました。

それでは初日、12日(土)の簡単なリポートです。

3225.jpg

去年まで、このギターショーの名前は The London Acoustic Guitar Show だったのですが、今年からは Guitar という文字が抜けて、The London Acoustic Show という名称に変更となりました。今年は去年に比べて出展しているブースが少なく、Martin は2年連続で出展していないし、Yamaha も今年は出展していません。去年もブースが減ったなと思っていたのですが、今年は更に減り、来年以降も続けていけるのかとちょっと不安になってしまいます。

メインステージでの演奏は下の写真のとおりです。この他に、カフェの前でのステージもあるし、ワークショップなども行われました。

3226.jpg

今年も Ivor Mairants の搬入の手伝いをしました。搬入はショーの前日の11日(金)です。今年の出展本数は20本です。内訳は、Santa Cruz が8本、Collings が3本、Bourgeois が3本、Lowden が3本、そしてその他が3本です。

3227.jpg

ブースの飾り付けが終わりました。今年のメインは去年に引き続き、Santa Cruz Guitar Company のギターです。

3228.jpg

ギターショーの2日前の10日(木)に、Santa Cruz Guitar Company から新しく6本のギターが入荷しました。その内の1本が最新のモデルで、Brad Paisley のシグネチャーモデルです。下の写真がそのギターですが、アメリカのカントリー歌手、Brad Paisley のモデルで、表板はベアークローのシトカ・スプルースです。側板と裏板はインディアン・ローズウッドです。プリウォーのドレッドノートを基本にしたモデルだそうです。

3229.jpg

SGCG のロゴは指板の5フレット上に施してあります。

3230.jpg

ヘッドにはカウボーイハットのインレイです。

3247.jpg

今度から Santa Cruz Guitar Company が自社の弦を売り出しました。サイズは2種類あり、Low Tension と Mid Tension です。申し訳ありませんが、各弦のサイズは今はちょっと分かりません。新しく入荷したギターからは、この新しい弦が使用されています。ギターショーでも売り出しました。

3231.jpg

場内の様子です。

3232.jpg

3233.jpg

3234.jpg

会場内を歩いていると、メインステージでの演奏を終えた Albert Lee 氏を見かけました。写真中央の白髪(黒い服)の方です。

3235.jpg

Albert Lee 氏のメインステージでの演奏です。



Lowden のブースです。

3236.jpg

いろんなギターが並んでいます。

3237.jpg

3238.jpg

3239.jpg

3240.jpg

Collings のブースです。

3241.jpg

ロンドンにあるギター製作学校のブースもありました。

3242.jpg

会場に着くや否や、友人でもあるイギリスのギター製作家、Alister Atkin 氏に出くわしました。彼は最新作2本を抱えてビジターとして来場していました。彼は最近レリックを多く製作しており、この日に持って来ていたギターもレリックでした。

特殊な技法を用い、ニトロセルロース塗装の表面に本物のビンテージギターのようにクラックを入れてあります。やはり間近で見ると凄いですね。驚いてしまいました。どうやってクラックを入れるかをちょっと教えてくれました。勿論秘密です(笑)。でも自分はやりませんけどね。

Alister はかなり成功しているギター製作家で、年間本数はなんと驚異の70本!これって凄い数です。トラディショナル・スタイルのギターを製作しており、最近では Paul McCartney、Elvis Costello、Dolly Parton などが使用しています。

3243.jpg

3244.jpg

初日のショーが終わった後、出展者やスタッフ達は会場近くのパブに招待されました。勿論私も参加しました。食事付きでワンドリングフリーです。Lowden や Mayton などのスタッフとも話が出来て、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

3245.jpg

暫くしてからバンドの演奏が始まりました。ボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人組で、ファンキーな音楽にみんな大盛り上がりです。そして数曲の演奏が終わると、店内にいた一人の白髪の男性がアコースティクギターで飛び入りしました。誰だろうと思っていると、隣にいた Ivor Mairants のマネージャーが、あれは Elliott Randall というギタリストだと教えてくれました。マネージャーが言うには、残念なことに、この会場にいる殆どの人達が彼が誰だか知らない、というのです。Elliott Randall はロンドン在住のアメリカ人のセッションギタリストで、あの有名なバンド、Steely Dan の初期のアルバムでギターを弾いていたそうなのです。例えば Steely Dan の名曲、「Reelin' In The Years」のギターソロは彼の演奏です。彼はセッションギタリストとしてアルバムに参加しており、Steely Dan から正式メンバーになって欲しいと頼まれたそうですが、丁寧にお断りしたそうです。「何だこのオッサンは?(笑)」と思っていたのが、まさかそんな人だったとは。やはりロンドンの凄さには驚かされます。

3246.jpg

下の映像は、Elliott Randall が6年前の2009年、ロンドンで行われた Steely Dan のコンサートに飛び入り出演した時のものです。彼がアルバムの中でも弾いた名曲、「Reelin' In The Years」を弾いています。



それでは次回はギターショー2日目の模様をお知らせします。



*********************************************

ブログランキングに参加しています。よかったら下のアイコンをクリックしてランキングを覗いてみて下さい。


ギター ブログランキングへ

にほんブログ村 音楽ブログ アコギへ
にほんブログ村

************************************************



スポンサーサイト
  1. 2015/09/17(木) 22:15:31|
  2. ギターショー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<The London Acoustic Show 2015 2日目 | ホーム | 日本人のライブで楽しいひと時>>

コメント

お疲れ様です。
albert leeの生演奏がサラッと観られるとは、なんて素敵なイベント!
それにしてもSanta Cruzの弦。気になります。
  1. 2015/09/19(土) 09:02:17 |
  2. URL |
  3. travispitz #-
  4. [ 編集 ]

こんにちわ!

奥村さんにメッセージを書けて嬉しいです!

アコースティックギターの制作されている方に
ブログという形ですがお会いできて
とてもテンションが上がっております!

実はメッセージを送ったのは、
JVパートナーを探しておりまして、
ご連絡しました。

現在、アコギが弾けるようになりたいと考えている方に
最新ビデオなどを提供しております。

奥村さんのような、
ギターを愛する方と
一緒に活動できればと思いました。

具体的にどのようなことを奥村さんに
ご協力いただきたいかと言いますと、
最新ビデオを提供するページがあるのですが、
それを奥村さんのブログで
紹介してほしいのです。


1件のお申し込みで300円ほど
奥村さんにプレゼントしたいと思います。

もちろん10件のお申し込みがあれば3000円です。


最新ビデオでは無料なので、
多くの人がお申し込みしやすいと思います。

アコギ初心者を多くの人が
卒業して、好きな曲を好きなときに好きなだけ弾ける
毎日を送ってほしいと願っております。

ぜひ奥村さんと活動できれば嬉しいです。

もし興味がありましたら、
一度ご連絡ください。

info@desidea.pw

最新ビデオプレゼントのホームページや
具体的にどう紹介するのか、とか、

などを説明したいと思います。

興味があればそのままスルーして
いただいて、応援メッセージとして
受け取ってくださいね!


どうぞよろしくお願いします。


追伸:

これからもレッスンたのしんでくださいね♪
  1. 2015/09/20(日) 07:43:00 |
  2. URL |
  3. LEO #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

travispitzさん、返信が遅れて申し訳ないです。

毎年ブースの数は減っていますが、メインステージはいつも凄い顔ぶれです。
Santa Cruzの弦には2種類のサイズがあるのですが、各弦のサイズが表記されていないんですよ。今度測ってみます。
  1. 2015/09/29(火) 06:55:05 |
  2. URL |
  3. 奥村健治 #-
  4. [ 編集 ]

Re: こんにちわ!

LEO様、誠に申し訳ございませんが、丁寧にお断りさせて頂きます。
  1. 2015/09/29(火) 07:01:36 |
  2. URL |
  3. 奥村健治 #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://okumuraguitars.blog13.fc2.com/tb.php/520-641e67d3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

奥村健治

Author:奥村健治
アメリカでギター製作を学び、現在イギリス・ロンドンにてアコースティックギター製作に励んでおります。長崎県佐世保市出身

Santa Cruz Guitar Company, Bourgeois Guitars, Lowden Guitars の英国でのリペアーマンもやっています。

www.okumuraguitars.com
www.okumuraguitars.tumblr.com
https://twitter.com/okumuraguitars
https://instagram.com/okumuraguitars/

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

挨拶 (17)
製作家 (20)
ギターショップ (8)
製作工程 (74)
リペアー (139)
道具・工具 (25)
機械 (5)
治具・テンプレート (16)
インレイ (25)
木材 (9)
材料 (13)
ピックアップ (10)
作業場 (1)
ミュージシャン (38)
ギター情報 (11)
ギター紹介 (24)
メディア (7)
ロンドン情報 (10)
イギリス情報 (6)
書籍 (5)
紹介 (4)
出来事 (20)
ギター雑誌 (5)
ギターショー (14)
塗装 (18)
ピックガード (2)
日本滞在 (22)
未分類 (0)
デザイン (1)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。